事務所名:弁護士法人西田広一法律事務所 
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性格の不一致・価値観の違い

性格の不一致で離婚するには?

性格不一致・価値観の違い離婚原因のうち、実は最も多いのが「性格の不一致」とされます。相手の暴力や不貞行為があるわけではないけれど、ともに生活をする上で価値観の違いなどによってケンカばかりしてしまう、といった状況です。

  • お金の使い方に対する感覚が自分と違いすぎる
  • 相手の実家からの結婚生活への口出しが多すぎる
  • 毎日常に監視されていて我慢できない
  • 嫁姑問題がこじれてしまった

など、性格の不一致とされる問題で離婚を望まれる方が数多くおられます。
ただ、単純に「この人とは合わない」というだけでは相手が離婚に同意しないかぎり、離婚することはできません。
なぜなら夫婦といえども価値観の相違はあって当たり前であり、それだけで「婚姻を継続し難い重大な事由」とは認められないからです。
交際中・同棲中は全く問題がなかったのに、結婚すると途端に色々なことが気になりだすというのは、むしろ「よくあること」であり、夫婦で乗り越えるべき問題とされてしまいがちです。
そのため、たとえば嫁姑問題であれば、ただ「姑の嫁イビリがひどい」というだけでなく、それに加えて「夫がそのことを容認しており、夫婦のために改善しようとする姿勢がない」といったことがなければなりません。

どういった場合に離婚が認められるか

先述の通り、「この人とは合わない」というだけでは、相手の同意がなければ離婚はできません。
しかし、多くの場合、離婚をしたいと思う原因は一つではありません。配偶者に不貞行為があった、暴力・暴言、精神的虐待を受けた、といったことがあれば、できる限り記録に残しておくことです。
その記録(証拠)が証明できれば、離婚が成立する可能性も高まります。

性格の不一致に対しての慰謝料請求は難しい

性格の不一致のみを原因として離婚請求することが難しいように、性格の不一致で離婚したことに対しての慰謝料の請求もまた困難です。
ただ、性格の不一致で夫婦関係が崩壊して配偶者が不貞行為に及んだ、というように、性格の不一致から波及して起こった責任が配偶者に認められるのであれば、慰謝料の請求が可能になることがあります。
そのような場合の慰謝料は、0~50万円が相場と言われています。やはり、認められない場合もあるということです。

まずは専門家にご相談されてみることをおすすめします。

夫婦でこじれてしまった問題は、もはや自分たちだけではまともに話し合うこともできない場合も多々あります。そのことから、たとえば別居を開始し、経済的にも精神的にも夫婦の交流がなくなってしまえば、いずれ婚姻が破綻していると認定されることはあるでしょう。しかしそうなる前に家庭裁判所に調停を申し立て、問題の早期解決をはかる方法もあると思います。

第三者の視点が入ることで、お互いの問題を見つめ直すきっかけにもなりますし、そのことで逆に夫婦関係を継続しようと決断されたご夫婦もいらっしゃいます。また離婚への決意を新たにしたとしても、無駄な時間や労力を費やさずに、できるだけ早く新たな生活へと移行することもまた大事なことかもしれません。「どうすればいいかわからない」そんなお困りやご不安のあるときは、ぜひ当事務所へご相談ください。初回相談は無料で承っております。

離婚の決断の前に、一度立ち止まって考えていただきたいこと

一生を添い遂げるつもりで結婚した二人でも、小さなことの積み重ねで「もう一緒にいられない」と考えてしまうことはあります。ただ当然ながら、一度離婚してしまうと、その後再び相手への愛情が戻ってきたとしても、さまざまな内的・外的要因によって最初の結婚のときよりもハードルが高くなります。
一度冷静になり、本当に離婚がベストな選択と言えるのか考えてみてください。

「性格不一致・価値観の違い」は誰にでもあるものと認める

「性格が違うから、価値観が違うから、別れないと不幸になる」という思い込みは危険です。性格不一致や価値観の違いは、人と人の間には必ず存在するものです。両親と自分、きょうだいと自分、親友と自分のことを考えたとき、共通点はあっても、すべてがぴったり合致していることはありません。
そして結婚相手とも、結婚前にそういった相違点を見てきた上で、それでも愛情を持って一緒にいようと夫婦になったわけです。しかし夫婦になった途端、「全面的に一致すべき」という思いに囚われてしまう方が実に多くいらっしゃいます。
「性格不一致・価値観の違いはどんな夫婦にでもあるもの」と理解し、今一度相手の魅力を見つめ直してから、受け入れられるか・受け入れられないかを考えてみてください。

譲り合う関係の再構築ができないか

一歩も譲り合わない関係では、婚姻関係の継続は難しくなります。特に言い争いなどで感情が高ぶっているときには、思っていることをそのまま言葉にして相手を傷つけたり、意地を張り合ったり、ということになりがちです。
どちらかが一歩譲ることで、相手にも譲る気持ちが湧いてきます。意地の張り合いだけで冷静な話し合いをせず、感情に任せて離婚をした場合、離婚を後悔する、ということにもなりかねません。

別居の検討

相手に腹を立てているときには、顔を合わせる度にイライラが募ります。またイライラしてしまう自分に嫌悪感を覚える方もいらっしゃいます。悪循環に陥り、夫婦関係を良い方向へ持っていくのが難しくなります。
しばらく距離を置き、一度平穏な生活、気持ちを取り戻し、その中でお二人の今後の人生について考えてみるのも良いでしょう。
ただし、別居をしたことでお互いの気持ち、あるいは片方の気持ちがさらに遠のいてしまう可能性もある、ということは心に留めておきましょう。

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